「大事なところ」って、どんなところ? 〜なぜそこがテストに出るのか〜 その3 2017/09/14

前回の続きです)

出題者が「大事なところ」と考える第2点目の根拠は、「紛らわしいところ」です。

例えば、社会の地理でいうと、

 

...「二毛作」と「二期作」はどう違うの?

...「親潮」と「黒潮」が通る場所の違いは?

...「ツシマ海流」と「チシマ海流」を正確に漢字で書ける? さらに通る場所の違いは?

 

というようなところは、「大事なところ」になります。

テストというのは、一生懸命に勉強した人、そうでない人の差を数値で表すことが目的です。

学校においては、それが内申評定に用いられます。

また入学試験においては、合格者・不合格者を分ける基準になります。

この「紛らわしいところ」というのは、試験を受ける生徒さんの側としては、「イジワル」「引っかけ」と受け取るかもしれません。

試験とは「生徒の出来・不出来を数値で表す」「合格者・不合格者を分ける」ことを目的としていることを考えれば、そういう受け取り方も分からないではありません。

しかし、今になって考えてみると、それが単にイジワルではなくて、先生からの親心でもあったのかなあとも思います。

後に役立つのは、「正確な知識」です。

曖昧な知識はかえって邪魔になります。

先ほど例に出した「二期作と二毛作の違い」などというのは、紛らわしいがゆえに、テストがなければ、積極的に覚えようとする動機がなかなか出てきません。

こういうことを書いているわたしも、テストがなければ、「二期作と二毛作の違い」について、その違いを知ることはなかったでしょう。

以上のことを理解したうえで、テストに臨んでください。

そうすれば、「なぜテストがあるのか」という意義が見えてきます。

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