〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
(前回の続きです)
出題者が「大事なところ」と考える第2点目の根拠は、「紛らわしいところ」です。
例えば、社会の地理でいうと、
...「二毛作」と「二期作」はどう違うの?
...「親潮」と「黒潮」が通る場所の違いは?
...「ツシマ海流」と「チシマ海流」を正確に漢字で書ける? さらに通る場所の違いは?
というようなところは、「大事なところ」になります。
テストというのは、一生懸命に勉強した人、そうでない人の差を数値で表すことが目的です。
学校においては、それが内申評定に用いられます。
また入学試験においては、合格者・不合格者を分ける基準になります。
この「紛らわしいところ」というのは、試験を受ける生徒さんの側としては、「イジワル」「引っかけ」と受け取るかもしれません。
試験とは「生徒の出来・不出来を数値で表す」「合格者・不合格者を分ける」ことを目的としていることを考えれば、そういう受け取り方も分からないではありません。
しかし、今になって考えてみると、それが単にイジワルではなくて、先生からの親心でもあったのかなあとも思います。
後に役立つのは、「正確な知識」です。
曖昧な知識はかえって邪魔になります。
先ほど例に出した「二期作と二毛作の違い」などというのは、紛らわしいがゆえに、テストがなければ、積極的に覚えようとする動機がなかなか出てきません。
こういうことを書いているわたしも、テストがなければ、「二期作と二毛作の違い」について、その違いを知ることはなかったでしょう。
以上のことを理解したうえで、テストに臨んでください。
そうすれば、「なぜテストがあるのか」という意義が見えてきます。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日