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指導をしていると、ときどき生徒さんがこちらの話を聞いておらず、ボーっとしていることがあります。
だいたいこの「ボーッとする」生徒さんというのは、決まったメンバーです。
家庭教師の指導の場合、生徒さんがあまりボーっとするということは少ないでしょうが、塾など集団指導の場合だとままあります。
講師からすると、こういう生徒さんを「精神のたるみ」とだけ受け取りがちです。
もちろん、そうである割合が高いですが、彼らの「ボーッ」をわたしなりに解釈すると、「彼らの『ボーッ』は単なる精神のたるみだけではない」となります。
では、「精神のたるみ」以外に何が原因なのかというと、それは「講師の話を理解できていない」という側面です。
「講師の話を理解できない」のは、学習をする際に学問用語、一般的な国語力、特に語彙力不足という面が非常に大きいと考えています。
わたしたちの日常生活においてもそうですが、知らない単語は聞き取れません。
電話などで珍しい姓を聞いたとき「ハッ?」と聞き返してしまうのはそれが理由です。
「ボーッ」としている生徒さんの場合、学習をする際には、そういう「知らない単語、聞いたことがない単語」が普段の生活に比べて、多くなってしまいます。
しかも書いて示されるならまだしも、講師からの指示・指導の場合は、聞き取ることを要求されます。
となれば、講師の話が理解できないことだらけだとしたら、「ボーッ」とせざるを得ません。
(次回に続きます)
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