ボーッとしている生徒さんの心理 〜「聞いていない」のではなく、実は「理解できてない」 その原因は?〜 その1 2017/09/16

指導をしていると、ときどき生徒さんがこちらの話を聞いておらず、ボーっとしていることがあります。

だいたいこの「ボーッとする」生徒さんというのは、決まったメンバーです。

家庭教師の指導の場合、生徒さんがあまりボーっとするということは少ないでしょうが、塾など集団指導の場合だとままあります。

講師からすると、こういう生徒さんを「精神のたるみ」とだけ受け取りがちです。

もちろん、そうである割合が高いですが、彼らの「ボーッ」をわたしなりに解釈すると、「彼らの『ボーッ』は単なる精神のたるみだけではない」となります。

では、「精神のたるみ」以外に何が原因なのかというと、それは「講師の話を理解できていない」という側面です。

「講師の話を理解できない」のは、学習をする際に学問用語、一般的な国語力、特に語彙力不足という面が非常に大きいと考えています。

わたしたちの日常生活においてもそうですが、知らない単語は聞き取れません。

電話などで珍しい姓を聞いたとき「ハッ?」と聞き返してしまうのはそれが理由です。

「ボーッ」としている生徒さんの場合、学習をする際には、そういう「知らない単語、聞いたことがない単語」が普段の生活に比べて、多くなってしまいます。

しかも書いて示されるならまだしも、講師からの指示・指導の場合は、聞き取ることを要求されます。

となれば、講師の話が理解できないことだらけだとしたら、「ボーッ」とせざるを得ません。

次回に続きます)

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
15:00~20:00
定休日
日曜日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お気軽にお問合せください

メール・お電話でのお問合せ

022-797-6500

<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く

ごあいさつ

002-100-132.jpg

塾長の菊池です。
「受かってほしい アナタには」が菊池特訓塾のスローガンです。「勤勉と競争」を重視しています。

菊池特訓塾

住所

〒980-0011
仙台市青葉区上杉3-3-17長田ビル4階

電話受付時間

15:00~20:00

定休日

日曜日