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(前回の続きです)
この「ボーッとしている生徒さん」のことを書いていて、落語の「金明竹(きんめいちく)」という話を思い出しました。
この題目には、与太郎という主人公が出てきます。
この話では、与太郎が行動することで、周りに生じるドタバタ劇が面白おかしく描かれています。
当代きっての名人、人間国宝の柳家小三治師匠が演じるこの話の中で、与太郎が、自分のおじさんにさんざん小言を言われる場面が出てきたとき、与太郎はこうつぶやきます。
なお、小三治師匠は、通常の落語家が「与太郎」とするところを、「松公(まつこう)」という名でやっています。
〜小言なんて言うのは、ときどき何か言われるから、そうかなって思う。
いま言われた小言、何だっけなと思って考えて、思い出せないうちに、また次の小言が飛んでくる。
これまた何だっけなあって思ってるうちに、ごちゃごちゃになって、分かんなくなっちゃう。
「ボーッとしている生徒さん」と、ここで出てくる与太郎とは、全く一緒ではありませんが、共通している部分もあるのではないかと考えます。
つまり、「言葉を理解できる力が足りていない」というところです。
「言葉を理解できる力」が足りてないがゆえに、理解するのに人一倍、時間がかかってしまう.....
そして、本人は理解したつもりになっても、不完全なところが相当出てくる.....
生徒さんの場合は、この与太郎とは比べ物にならないくらい、高度なものに取り組んでいます。
となれば、「言葉を理解できる力」がいかに大切か、というのがよく分かります。
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