ボーッとしている生徒さんの心理 〜「聞いていない」のではなく、実は「理解できてない」 その原因は?〜 その3 2017/09/18

前回の続きです)

この「ボーッとしている生徒さん」のことを書いていて、落語の「金明竹(きんめいちく)」という話を思い出しました。

この題目には、与太郎という主人公が出てきます。

この話では、与太郎が行動することで、周りに生じるドタバタ劇が面白おかしく描かれています。

当代きっての名人、人間国宝の柳家小三治師匠が演じるこの話の中で、与太郎が、自分のおじさんにさんざん小言を言われる場面が出てきたとき、与太郎はこうつぶやきます。

なお、小三治師匠は、通常の落語家が「与太郎」とするところを、「松公(まつこう)」という名でやっています。

 

〜小言なんて言うのは、ときどき何か言われるから、そうかなって思う。

いま言われた小言、何だっけなと思って考えて、思い出せないうちに、また次の小言が飛んでくる。

これまた何だっけなあって思ってるうちに、ごちゃごちゃになって、分かんなくなっちゃう。

 

「ボーッとしている生徒さん」と、ここで出てくる与太郎とは、全く一緒ではありませんが、共通している部分もあるのではないかと考えます。

つまり、「言葉を理解できる力が足りていない」というところです。

「言葉を理解できる力」が足りてないがゆえに、理解するのに人一倍、時間がかかってしまう.....

そして、本人は理解したつもりになっても、不完全なところが相当出てくる.....

生徒さんの場合は、この与太郎とは比べ物にならないくらい、高度なものに取り組んでいます。

となれば、「言葉を理解できる力」がいかに大切か、というのがよく分かります。

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