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(前回の続きです)
わたしのこういう指導の進め方に対して、一度ご父兄のほうから、「細かく質問するのをやめてもらえないか」という要望のあったことがあります。
指導が始まったばかりのその生徒さんは、「いろいろ『根拠は?』『どうして?』と聞かれるので、家庭教師の指導が疲れてしまう」と親御さんにこぼしたらしいのです。
わたしとしては、「特に根拠がなくその答えになったのであれば、そう答えてもらえばいいと、あらかじめ伝えています。きちんと考えるのでなければ、成績は上がりません」と回答しました。
そのご父兄から話を伺うと、その生徒さんは肝心な点をご父兄に伝えていませんでした。
それは、「何となく」その答えを選んだのであれば、そう答えてもらえばいいと、わたしが当該生徒さんにあらかじめ伝えていたという点です。
そんなわけで、ご父兄としては、我が子が理不尽な尋問を受けていると誤解したのです。
そのご父兄は「そうだったんですか。それは大変失礼しました」とおっしゃり、後日、その生徒さんはたっぷりと「教育的指導」を受けたらしいです。
とにかくその生徒さんは、心安らかに、そして安穏に指導の時間を過ごしたかったのでしょう(笑)
そして、その生徒さんは、家庭教師の指導を、学校における授業と同じようなものとして解釈したかったのでしょう。
学校と同じになってしまったら、わざわざ大枚をはたいて、わたしに指導を依頼する必要がありません。
ですから、指導のスタイルは今後も変えるつもりはありません。
もちろん、わたしとしても生徒さんに無理難題を吹っかけているわけではありません。
その生徒さんの習熟度を見て、「手加減」をしています。
これは、あくまで生徒さんにしっかり考えてもらうのが目的です。
ご理解賜れば幸いです。
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