英語の入試対策と幼少時からの英会話教室との相関関係 その4 2017/10/19

前回の続きです)

幼少のころから英会話教室に通っていた子供が、読み・書きや文法となると、なぜ突然「できない子供」になってしまうのか。

理由は極めて単純明快で、その子の「日本語の運用能力が低い」からです。

英会話教室に通って、英語に対する興味関心は高まります。

しかし、その興味関心を受け入れるだけの器がなければ、英語の読み・書きの力が向上することはありません。

いくら濃厚で芳醇なワインをグラスに注いでも、そのグラスの容量が小さかったり、ところどころにヒビが入っていれば、決してそれを十分に受け止めることはできません。

それと同じ理屈です。

英会話教室にいらっしゃる外国人の先生は、とても楽しく、そして魅力的な授業をしてくれます。

が、その子の日本語の運用能力を高めてくれることはありません。

翻って、わたし自身の子供のことを述べますと、わたしは現在、高3になる娘に、小さい頃はあえて英語には触れさせませんでした。

その代わり、娘は公文に通って、「読み・書き・計算」をかなりこなしました。

公文の先生からの、「英語をやってはいかがですか?」というお誘いをずっと拒否し続けました。

娘が小6になって「英語をやってみたい」と自分から言い出して初めて英語の学習にゴーサインを出しました。

わたしが親としてほんとうに子供に施したかったのは、漢文の素読です。

しかしそれも時間的に難しかったため、その代替として公文を選びました。

これが娘にとってよかったのか、そうでなかったのかは、分かりません。

ただ、幼少時から英会話教室に通うことは、即、英語の入試対策になるとは限らない、ということだけは、ご理解いただければと思います。

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