英語の入試対策と幼少時からの英会話教室との相関関係 その3 2017/10/18

前回の続きです)

こじらせてしまう理由というのは、いくつかあります。

ここでは1点のみ挙げます。

それは英会話と文法の授業の「ルールの落差」です。

外国人の先生が行う英会話の授業ならば、とにかく「楽しく、積極的に話す」ことが求められます。

いくら文法的に正しくない英語であっても、「間違いを恐れず、積極的に話しましょう!」と言われます。

しかし、文法の時間になれば、突然そのルールは変わります。

その時点で、「間違いは許されない」ことになってしまうのです。

今まで、楽しく英語を勉強してきた子供が、ある日突然、rightとwriteは同じ「ライト」と発音し、文脈に従って書き分けができなければ、「あなたは間違いです」と言われてしまうのです。

そういう指導についていける子供であれば、幼少時からの英会話教室は「吉」と出ます。

しかし、そういう人ばかりとは限りません。

今まで味わってきた「楽しい英語」と「努力を要する英語」の差についていけなくなった子供は、「じゃあ、学校の勉強と変わらない」と感じるようになります。

となれば、今までが楽しかっただけに、その反動で、余計に「間違いの許されない英語」に背を向けてしまう結果になってしまうのです。

そうなると、これまで子供のためによかれと思って通わせていた英会話教室での体験が、英語嫌い・英語コンプレックスを非常に強く植え付けてしまう結果になっていまいます。

これは嘘や冗談でなく、わたしがこれまで接してきた生徒さんたちの偽らざる姿です。

次回に続きます)

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