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少し前になりますが、9月28日に「日本学術会議」は、高校で学習する「生物」について、ある提言をまとめました。
その内容というのが、現在、高校で学んでいる生物の用語が多く、いわゆる「暗記科目」になっているので、学ぶべき重要な用語を4分の1ほどに絞り込むべきだというのです。
そして、専門家は「暗記ではなく、考える力を養うような科目にしてもらいたい」と語ったと報道されています。
この件については、わたしのツイッターでも言及済みです。
今回のコラムでは、ツイートできなかったことを補足することにいたします。
高校で習う生物は、学会の先生がおっしゃるように、暗記科目という色彩が濃いものです。
事実、センター試験で理科を必要としている文系受験者のほとんどは、生物を選んでいるはずです。
ただ、「学術会議」の提言を読む限り、学会の先生方は、入試の現状をよく知らないのではないでしょうか。
入試は、センター試験にせよ、何にせよ、単純な暗記だけで片付くような問題ばかりではありません。
暗記は非常に重要ではありますが、それだけではとても太刀打ちできるようには作られていません。
何がしか考える要素は必ず含まれています。
暗記科目と言われるような社会などもそうです。
以前、高校入試の過去問で、淡路島の緯度と経度を4者の中から選ぶという問題を見たことがあります。
これも思考力を必要とする問題です。
(次回に続きます)
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