入試に必要なのは思考力? 知識力? 〜今後の「思考力重視」の入試にどう対処していくか〜 その1 2017/10/20

少し前になりますが、9月28日に「日本学術会議」は、高校で学習する「生物」について、ある提言をまとめました。

その内容というのが、現在、高校で学んでいる生物の用語が多く、いわゆる「暗記科目」になっているので、学ぶべき重要な用語を4分の1ほどに絞り込むべきだというのです。

そして、専門家は「暗記ではなく、考える力を養うような科目にしてもらいたい」と語ったと報道されています。

この件については、わたしのツイッターでも言及済みです。

今回のコラムでは、ツイートできなかったことを補足することにいたします。

高校で習う生物は、学会の先生がおっしゃるように、暗記科目という色彩が濃いものです。

事実、センター試験で理科を必要としている文系受験者のほとんどは、生物を選んでいるはずです。

ただ、「学術会議」の提言を読む限り、学会の先生方は、入試の現状をよく知らないのではないでしょうか。

入試は、センター試験にせよ、何にせよ、単純な暗記だけで片付くような問題ばかりではありません。

暗記は非常に重要ではありますが、それだけではとても太刀打ちできるようには作られていません。

何がしか考える要素は必ず含まれています。

暗記科目と言われるような社会などもそうです。

以前、高校入試の過去問で、淡路島の緯度と経度を4者の中から選ぶという問題を見たことがあります。

これも思考力を必要とする問題です。

次回に続きます)

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