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(前回の続きです)
先に述べた学会の偉い先生方に限らず、大学入試「改善」諮問委員会のような組織にいる方々というのは、口を開けば「思考力が大切」と言います。
言葉を額面どおりに受け取れば、それに異論はありません。
しかしその実、彼らは「知識力」というものを非常に軽視しているのではないでしょうか?
そこに出席するような方は、功成り名遂げた方ばかりでしょう。
ですから、学生のころから、知識力というのは相当にため込んできたはずです。
それゆえに、「知識なんて、単純に覚えれば何とでもなるもの」というふうに考えているような気がしてなりません。
生徒さんたちに指導をしていて感じるのは、彼らの「知識量の不足」です。
だいたい、「思考力」などというのは、知識量をガンガン増やしていけば、自然と身につくようになります。
高校生くらいまでなら、(知識量の積み重ね)=80%、(思考)=20%くらいで丁度いいです。
そのように考えると、今後の入試で「これまで以上に思考力を問う」と言われても、全く動じる必要はありません。
試験の傾向が変わるのであれば、今までとは違った訓練を付け加えるだけで構いません。
そういう対策は、専門の受験関係者がきちんとプログラムを組んでくれるはずです。
それに従って、やれば大丈夫です。
初めての傾向での試験ということであれば、受験生やそのご父兄としては気が気でないのはよく理解できます。
しかし、受験で必要なのは、合格点をとることです。
満点を取ることではありません。
「確固とした知識力」が身についていれば、乗り切れるのではないでしょうか。
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