見捨てられた高校生たち 〜「教育困難校」進学者が心すべきこと〜 その3 2017/10/24

前回の続きです)

前回述べた女子生徒の件では、わたしも彼女の様子が容易に想像できます。

家庭教師をしていると、こういうタイプの生徒さんは珍しくないからです。

このケースでは、学習障害も疑われます。

わたしは、「お釣り」という言葉を知らない中3生を担当したことがあります。

その生徒さんは、学習障害という判断はされていませんでしたが、わたしから見て、十分にそのケースに当てはまります。

その生徒さんは、もちろん、買い物はしたことがあります。

80円のものを買って、100円を店のレジに出せば、20円が自分の手元に返ってくるということは知っています。

しかし、それを「お釣り」というのだ、ということを中3で知らないのです。

わたしは家庭教師として、そういう生徒さんを担当することになっても、その生徒さんにわたしの話を聞く気があれば、指導を引き受けます。

そしてできるだけのことをやります。

しかし、企業は厳しい環境の下で、利益を出していかなくてはなりません。

そうなると、上記のような女子生徒が就ける仕事は、非常に限られたものになってしまいます。

そしてそれが「貧困」にもつながりかねません。

このほかにも、「見捨てられた高校生たち」は、勉強になる記述がたくさんありました。

興味のある方は、ご一読を。

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
15:00~20:00
定休日
日曜日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お気軽にお問合せください

メール・お電話でのお問合せ

022-797-6500

<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く

ごあいさつ

002-100-132.jpg

塾長の菊池です。
「受かってほしい アナタには」が菊池特訓塾のスローガンです。「勤勉と競争」を重視しています。

菊池特訓塾

住所

〒980-0011
仙台市青葉区上杉3-3-17長田ビル4階

電話受付時間

15:00~20:00

定休日

日曜日