学習障害 家庭教師のホンネ その1 2017/11/23

わたしはこれまで何名か、学習障害を持つ生徒さんを担当してきました。

学習障害に関しては、これまで多かったのが、算数・数学の文章問題がほぼ理解できないというものです。

例えば次のような算数の問題があったとします。

 

A君は、500円持っています。

300円のものを買いました。

お釣りはいくらでしょう。

 

答えは500−300=200円となりますが、こういう生徒さんは、しばしば800円と答えます。

500+300=800となるというのが、彼らの述べる根拠です。

こういう状態が、小学校の高学年や中学生になっても続きます。

彼らは通常の生徒さんよりは、スピードや正確さに劣るものの、計算そのものはこなします。

そのため、中学の数学における計算問題で、ある程度点数を確保することができます。

ただ、どういう場面で、足し算・引き算・掛け算・割り算を使い分けなくてはいけないのかよく理解できません。

数字を見ると、片っ端から足していくというのは、よく見られる現象です。

こういう感じですと、大人になってからも、仕事をする際に支障が出てくる場面が予想されますが、こうした生徒さんは、一定数います。

学習障害を持つ生徒さんにわたしができることは、「学習障害を踏まえた上での受験指導」です。

学習障害そのものを改善させることはできません。

しかし、そういう現状を分かった上で、受験指導をすることはできます。

次回に続きます)

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