生徒さんの「悪い癖」をどうするか その3 2017/11/28

前回の続きです)

こうした点を踏まえ、「悪い癖」を直すために、わたしが留意しているのは、「この癖だけは絶対に見過ごせない」というものから絞って直していくということです。

「悪い癖」を放置したままでは、成績は上がりません。

かと言って、「あれもダメ! ここはこうしろ!」と矢継ぎ早に指摘したのでは、彼らは萎縮してしまったり、反発したりするだけです。

わたしから見れば、単なる「悪い癖」であっても、彼らにとっては、長い間やってきてすっかり体にしみこんでしまった「心地よいやり方」だからです。

また、生徒さんによっては、「悪い癖」を「自分のやり方」としてこだわりを持っている人もいます。

学習の面で志気が高くなく、その一方でプライドが高い生徒さんにこうした傾向が見られます。

そのようなこともあり、拙速に彼らの修正をやろうとしても空回りしてしまいます。

そこで、一つの「悪い癖」がよくなってきたら、その次のことに取り掛かるようにしています。

そういうふうにしないと、彼らも疲れるでしょうし、第一わたし自身がくたびれます。

またわたしは、「悪い癖」がなぜ「悪い癖」なのかを、その癖が出た時点で答えさせるということもよくやっています。

そういうふうにすれば、わたしから指摘されて聞き流されるよりは、自分なりに「悪い癖」を考えるという所作が加わります。

なかなか「悪い癖」というのは直りにくいですが、気長にやっていくしかないと考えています。

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