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(前回の続きです)
第2点目としては、要するに「手抜き」です。
これが顕著に現れるのが数学の計算です。
きちんと計算過程を書いたりすれば間違うはずのないようなものを、面倒がって書かずに暗算で済ませて自爆するというものです。
これは生徒さんの「悪い癖」の中で、わたしが最も嫌うものです。
そこには間違うことに対する「恐れ」とか、できる限り点を取っていこうという姿勢が感じられません。
これだけ間違いをしていて、少しは工夫しようとか、もっと丁寧にやろうと思わないのかと、その「大胆不敵」ぶりには、閉口せずにいられません。
しかし、そういうことをしている本人は、意図して「手抜き」をしようと思っていないことがほとんどです。
つまり、これが「自分のやり方」なのであって、そこに「悪意」のないことがほとんどです。
これをもっと丁寧にやろうとか、丁寧にやれば実は点数の上がることが多いのだ、という風にはゆめゆめ考えていません。
自分としてはこれまでそのやり方で、何の問題もなく平和にやってきたのに.....
突然「そのやり方ではだめだ」とか「手抜きだとか」「丁寧にやれ」とか言うなんて、この人は何を言っているの???
と、多くの生徒さんはその目で語っています(苦笑)
それはちょうど、会社で新しい上司が赴任してきて、「今までのやり方」を徹底して否定してくるときにご父兄が受ける印象と酷似しています。
とにかく、「今までのやり方」が理屈抜きで一番なじんでいるのです。
これを積極的に変えようとする人はそうそういるものではありません。
(次回に続きます)
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