「英語の長文、苦手です」という中学生 〜なぜ読めないのか〜 その3 2017/12/05

前回の続きです)

また、彼らが「長文問題、きちんと答えられない」という背景には、彼らの文章読解力の不足があります。

例えば、本文には「アメリカは日本より大きい」と書いてあるとします。

設問には「日本はアメリカほど大きくない」と書いてあった場合、この2つの文章を「違う」というふうに誤読してしまうのです。

「アメリカは日本より大きい」ということと、「日本はアメリカほど大きくない」というのは、内容的に同じことを言っています。

しかし、彼らは「アメリカ」「日本」という単語が出てくる順番が違うことや、「大きい」「大きくない」が正反対のことを言っているために、誤って内容を解釈してしまうということがよくあります。

日本語で書いてある場合や、書いてある分野になじみのあることであれば、答えるのもまだ容易です。

が、英語で書いてあれば、ハードルは高くなります。

ましてやしっかり覚えている単語も少ないという現状もある以上、正解にたどり着くのは至難の業です。

公立高校の入試問題に出てくるようなものというのは、内容的にそれほど難しいことが書いてあるわけではありません。

だいたい小学4年生くらいの国語の教科書にある内容が英語で書いてあるというような感じです。

ですから、国語の入試問題に出てくる文章よりは、内容的にも随分易しいです。

ただ英語になると読み取るのに骨が折れます。

そこに入試で問う意味が出てきます。

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