「英語の長文、苦手です」という中学生 〜なぜ読めないのか〜 その2 2017/12/04

前回の続きです)

分からないところがほとんどなくて、少しでも分からなかったり、理解の不十分なところがあると、「分からない」と自覚することは容易です。

しかし、分からないところが多すぎると、それはなかなか自覚することができません。

これは例えていうとこういうことです。

きれいに掃き清められた芝生に落ち葉が1枚落ちても気になります。

しかし、落ち葉がたくさんあるところに、50枚や100枚が新たに落ちても、それを気に留めることはありません。

そういう状態が彼らの頭の中にあるものと思われます。

それから「単語がなかなか覚えられない」と言ってくる生徒さんもいます。

「自分としてはいろいろやっているのに.....」

「書いたりしているのに.....」

などと泣き言とともに言ってくることが多いです。

そういう生徒さんに、

「では、そもそも英語から日本語にできて、日本語を見て英語が言えてということを、きっちりすべての単語に関してできなくてはならないという自覚はありますか?」

と返すと、彼らはたいていの場合、「.....」となります。

彼らは平均点の取れている生徒さんに比べて、物を覚えるのに時間がかかります。

であるならば、英単語の記憶には平均以上の人たちより時間をかける必要があります。

ましてや覚える対象は、日本語ではなく英語です。

日本語に比べてなじみが薄いのです。

であるなら、「しっかりきっちり覚えよう」と心に念じ、そして時間をかけなければ覚えられるものではありません。

どうやって覚えるのかという方法論はそれからの話です。

次回に続きます)

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