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(前回の続きです)
これまでやってきた高校生の数学の赤点指導の経験から申せば、だいたい「症状」としてはほとんど同じです。
高校1年生で履修する6月以降から先の蓄積がまるでありません。
泉高校とか、向山高校のようなところの生徒さんであっても、そこからの知識がまるでなく、教科書の例題がまともに解けないことはざらにあります。
彼らにしてみれば、ほんの数か月前まで、教科書の例題が解けないなどということはあり得なかったはずです。
しかし現実とはかくも厳しいのです。
新入生として高校の授業を受けていて、部活動やら通学時間の長さからついつい勉強をやらずに過ごしてしまいます。
おまけに学校のほうからは、年4回の定期試験以外に、週末課題だ、模擬試験だ、実力試験だと、ひっきりなしに上から積み重ねられます。
そうなると、他の教科であれば、何とかなっても、数学は一度つまずいてしまうと、「何とかしよう」「何とかしなくちゃ」という意志が薄れてきます。
そして勉強にはあまり身が入らなくなり、他の教科にも影響を及ぼしてしまいます。
逆に数学が少しでもよくなると、他の教科にもいい影響を及ぼすようになる場合が多いです。
生徒さんの顔色にも生気が返ってきます。
数学とはそうした意味で、「毒にも薬にもなる」という実に不思議な教科です。
(次回に続きます)
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