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(前回の続きです)
次に高校生に関して話を進めます。
高校生の場合、すなわち、大学受験は、進学したい学校で事情はかなり異なります。
東大・京大・東北大といったようなところと、「もしかしたら、名前が書ければ、入学できるんじゃないの?」という噂がある大学とでは、「速く正確に読む」の定義自身が違ってきます。
だいたい、東北学院大を一般入試で受けて合格するくらいの力のある高校生から上の人たちに関して申すと、「速く正確に読む」ためには、「単語を正確に覚える」だけでは不足です。
センター試験の英語の問題に出てくる単語をしっかり覚えるだけでも、かなり骨が折れます。
加えて、最近のセンター試験では読むスピードが要求されています。
河合塾が分析しているこのデータによると、問題に使用される語数の推移は次のようになっています。
2003年 3,115語
2007年 3,871語
2016年 4,288語
今から10年前に比べて、1,000語以上も多くなっています。
これだけのものを80分という同じ制限時間の中で読まなくてはなりません。
そうなると、「速く読めない」のは、「演習不足」つまり読んできた英文の少なさが原因です。
よって、「多読」を心がけなくてはなりません。
この「多読」については、試験や学校の授業でやっている「黙読」だけでは限界があります。
これに普段の「音読」を加えることで、読むスピードは速くなります。
難関大学の二次試験となると、「速読」は必ずしも第一に要求されているわけではありません。
しかし「日本語で何を言っているのか分からない」という難解なものが、英文で出題されます。
そうなると、国語力とかこれまでの総体的な知識の積み重ねが重要になってきます。
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