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(前回の続きです)
このように考えてみると、「宿題をやってこない。提出物を出さない」ことで、厳しくとがめられる経験を持たないというのは、「怖い」ことです。
学校としては、指導をして矯正をさせるというよりは、「余計なことをせず、黙って切り捨てる」という方向性が強まっているように思います。
何しろ、きつく指導をすれば、やれ不適切な指導だとか、授業を受ける権利を奪っているなどと言われたりします。
その父兄が学校にねじ込んでくる可能性もあります。
となれば、勢い「黙って切り捨てる」というふうにならざるを得ません。
そして、そういう場合に限って、いざ高校受験になって、「内申点が足りない」「志望のところの専願も受けられない」などと言い出します。
そうなると、すべては後の祭りです。
学校が余計なことをせず、黙って切り捨ててしまった生徒の中には、受験産業の門をたたく人もいます。
家庭教師という業態上、そういう人は塾などよりは多くなる傾向にあります。
彼らのような人は、家庭教師派遣会社にいた当時、ちょくちょく担当することがありました。
そういう人たちに接していると、なぜ宿題や提出物をやっていかなくてはならないのか、それがどれほど大切なものなのか、理解できていないようでした。
厳しくとがめられたりした経験もあまりないようで、こういう人が社会に出たら苦労するだろうなあと感じました。
わたしが彼らの将来を心配する必要はありませんが、小さいころからの習慣というのはかくも大切です。
「悪い芽」は、小さいときにしっかり摘んでおかなくてはなりません。
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