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(前回の続きです)
一方、ノンフィクションは、ある程度、下地となる知識があって、初めて内容の理解ができます。
例えば、恐竜を扱った図鑑や書籍では、その恐竜の様子を写真や絵で見ているだけならば、それほどハードルは高くありません。
ただ、もっと深く知識を得ようとすると、基本となる知識を持っておくことが前提になります。
「恐竜はいつごろ、どのようにして地球上で栄えたのか」「どうして絶滅してしまったのか」などという知識です。
こういうものを読もうとすれば、恐竜というものに興味関心がなければ、なかなか読めるものではありません。
逆な言い方をすれば、恐竜に関する基本的な知識があれば、さらに知識が増し、それをベースにもっと専門的な知識を得ることができます。
資産家が持っている資産を運用して、さらに資産を増やすというのと同じ理屈です。
受験で扱うことは、圧倒的にノンフィクションです。
国語、数学、理科、社会、英語、いずれの教科をとっても、日常生活ではまず触れることのない専門的な用語や考え方が、小学校のころからこれでもかと出てきます。
となれば、ノンフィクションに小さいころから慣れ親しんでおいたほうが、より受験としては有利になる、というのがわたしの考えです。
以上は、あくまで「あえてどういう本を読めば受験に役立つのか」ということを考察しただけです。
文学作品でも、ノンフィクションでも、文字に慣れ親しむという姿勢がついてくれば、それで十分です。
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