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昨年11月、「試験の点が上がる」読書はどうあるべきかという題で、コラムを書いたところ、担当しているご家庭から、思った以上の反響があったことをふと思い出しました。
わたしの答えは、「特にジャンルを問わず、子息が読みたいと思うものであればOK」というものです。
ただ、ご父兄は「どういう本を読めば受験に役立つのか」ということに最大の関心をお持ちのようでした。
今回は、そうした声にこたえ、「どういう本を読めば受験に役立つのか」ということに、わたしなりの考えを記すことにいたします。
ここで、世に出回っている本を、大別して文学作品と文学作品以外のノンフィクションの2種類に分けることにします。
受験という観点で見た場合、文学作品とそれ以外のノンフィクションとでは、ノンフィクションのほうに軍配が上がります。
文学作品は「ハイジ」だとか「ピーターパン」といった、「世界名作童話」のようなものが、言わば「入門編」です。
このほかに、中学・高校になって国語の教科書に出てくるような小説、例えば芥川龍之介の「羅生門」とか、夏目漱石の「こころ」といったようなものが考えられます。
また、最近ですと、生徒さんたちはライトノベルと言われる分野、つまりアニメのストーリーを文章にしたものをよく読んでいます。
これら文学作品は、それこそ「物語」です。
ノンフィクションに比べ、読みながら頭の中にストーリーを描くことが比較的容易です。
そして多少、読み飛ばしても、あらすじは頭の中に残ります。
そして、何となく「読了した」という気になります。
(次回に続きます)
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