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(前回の続きです)
彼らの「読み方」というのは、一言で言えば、「何となく読み飛ばす」というものです。
自分が理解できる、あるいは理解はできていないが、聞き覚えのあるような言葉を見つけ出し、「何となく」読み飛ばしているのです。
彼らにいくら「きちんと読んでください」といっても、もともと持っている言葉の数や理解度が低いと、「きちんと読みたくても読めない」のが現実です。
事実、彼らに(所属学年−3年または4年)くらいの国語の教科書を読んでもらうと、読むスピードは遅くなります。
短時間ですべての文章を読み飛ばすということはしません。
つまり、彼らなりに「きちんと読んでいる」ということが分かります。
では、最も読むのが遅い生徒さんというのは?
それは、平均点がとれておらず、中学生の定期試験で1科目30点台後半〜40点台くらいの生徒さんです。
彼らは先ほど述べた人たちとは違い、彼らなりに「きちんと読もう」という姿勢があります。
先ほど述べた生徒さんのように、「文章全体を全速力で駆け抜ける」ということはしません。
ただ、「文章を読んで理解する」というスピードが、平均点の取れている生徒さんたちに比べてかなり遅くなる傾向にあります。
言葉に対する理解度や基本的な知識が、相対的に少ないためです。
そして、時間が足りなくなり、後半になると焦って、文章がしっかり読めなくなってしまっています。
また、そのレベルの成績の生徒さんの場合、「問題文をしっかり読む」ということは、彼らの気分や志気に影響される部分が大きいです。
「問題文をきちんと読む」ということは、かくも大変で、骨が折れるものかと感じています。
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教育コラム「雨か嵐か」
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