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(前回の続きです)
一高、二高、二華というトップ3の実績動向を見ていると、某所より入手した進研模試におけるトップ3校の偏差値の結果と、その実績は非常に相関関係のあるのが分かります。
それを見る限り、二華は、105名という中入生を擁していても、向こう3年の間に、東大合格者を30人だ、40人だと増やせる可能性はまずありません。
さすがに来年、東大合格者は増えるでしょうが、「東大+京大+東北大医医」の数字は、現在の数字とそう大きく変わらないと考えています。
トップ3が、現在のような数字になっている理由として、わたしの考える最大の要因は「中学受験を経験して一高・二高に入学した人のレベルアップ」です。
二華や青陵が赫々たる実績を上げるに伴い、中学受験者の水準が上がってきていると感じています。
そして、仮に中学受験で成功しなかったとしても、彼らが学習してきた「基礎」はそのまま残っています。
彼らが、附属中、学区内の公立中学に進んだ場合、中学受験経験者は圧倒的に強い存在です。
高校入試でも大きなアドバンテージがあります。
そういう人たちが、高校に進んでもペースを落とさず、一高や二高の実績、特に二高の実績を相当に押し上げているような印象を受けます。
一方、二華の場合、優秀な人たちが集っても、「中学に入ればただの人」になる可能性が高いです。
また、高校入試がないというのは、ほんとうに優秀な人には有効に働きますが、そうでない人に「6年間」は長い時間です。
入学時は、極めて優秀でも、「中だるみ」を起こしている人たちが、学年とともに多くなっていってしまうのではないでしょうか。
そうとでも考えないと、このごろの大学合格実績は説明がつかないのです。
真相は「神のみぞ知る」と言ったところですが.....
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