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過日来、日本大学のアメリカンフットボール部の選手が試合中、相手に悪質なタックルを仕掛けたということで大きな問題になっています。
報道や状況を見る限り、それが監督の指示の下に行われたのではないかという疑惑が取りざたされています。
この「事件」について、わたしは部活動というものの根本あるいは本質にかかわるものとしてとらえています。
多くの生徒さんが部活動に加入している現状を踏まえ、ご父兄に知っておいていただきたいことを、以下記すことにいたします。
まず、今回のように監督に問題がある場合においても、何か事が起こると、下位にいる選手ほど実害が大きくなってしまうということです。
下位にいる選手というのは、ご父兄から見れば、「我が子」です。
学校の管理者がノラリクラリと責任を回避している間に、「我が子」が真っ先に詰め腹を切らされてしまうのです。
特にそれは「名門」と言われたり、スポーツ推薦入学やスポーツ科など、学校生活が部活動と一体になっているところほどそういう傾向にあります。
実際、今回、悪質なタックルをしたとされた選手は、顔写真や試合の動画などが、インターネットにことごとくさらされてしまっています。
ご父兄からすれば、監督の指示(実際は「指示」というより「教唆」)に忠実であろうとした結果、我が子がこのようになってしまったら.....
相当にいたたまれない気持ちになるのではないでしょうか。
今回の場合は、当該本人にのみ責任があるわけではありません。
彼は相手チームからすれば、加害者かもしれません。
しかし、彼はまた大いなる被害者でもあります。
(次回に続きます)
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