〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
このところの少子化に伴い、特に私立高校などでは、「面倒見のよい教育」というのを前面に打ち出しています。
学校がこういう状態です。
受験産業においても、こうした流れから自由ではありません。
いま、試しに「面倒見のよい塾」というキーワードでネットを検索すると、多くの受験産業がヒットします。
ご父兄からすれば、「面倒見のよい学校」「面倒見のよい塾」というのは、ありがたい存在に映るに違いありません。
「面倒見のよい塾」「面倒見のよくない塾」、同じ指導料で、どちらに子息を通わせたいかと問われれば、「面倒見のよい塾」を多くのご父兄はお選びになるはずです。
家庭教師という指導体制は、そもそもが「面倒見のよい指導」の元祖のようなものです。
何しろ、1対1の指導です。
ご父兄もその「面倒見のよい指導」を期待なさっていらっしゃるはずです。
しかし、逆説的に聞こえるかもしれませんが、わたしが目指すのは、「面倒見のよすぎない指導」です。
そして、どこまでが指導者のなすべきことで、どこまでが生徒さん自らがなすことなのかを勘案して、最善の方向に持っていくのが、真のよい指導だと考えています。
勘案の要素としては、その生徒さんの学年、習熟度、志気等です。
「面倒見のよい指導」は確かに必要かもしれません。
しかし、「面倒見のよすぎる指導」は生徒さんにとって、マイナスにしかなりません。
「面倒見のよすぎる指導」で、成績が向上することはありません。
それは、生徒さんが学習の上で自立していく過程を、むざむざ奪ってしまうからに他なりません。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日