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(前回の続きです)
「面倒見のよい指導」と「面倒見のよすぎる指導」との境界というのは、かなり曖昧です。
わたしも指導をしていて、判断に迷うことがしばしばです。
ここで、ひとつ具体的な事例を出します。
以前、中3の男子生徒が、定期試験の間際になって、副教材ワークの解答を紛失してしまったということがありました。
この生徒さんは、男子によくあることとして、いろんなものをちょくちょく紛失してきました。
そういう場面での会話です。
菊池: あれ? ここの課題のところ、随分と残しましたね。
それから、答え合わせも、やってませんね? どうしましたか?
生徒さん: 答え、なくしちゃったんです。
菊池: 答え、なくしたんですか?
それで答えをなくして、課題をやっていないのは、何か理由がありましたか?
生徒さん: 答え合わせができなくなったんで、それで問題を解いても仕方がないかなと。
それで、やってなくて.....
菊池: そんなのは言い訳にもならないでしょ。
なくしたんなら、友達のを借りてコピーさせてもらうとか、そういう発想はないんですか?
生徒さん: .....
菊池: とにかく、次回までに友達から答えを借りて、コピーして、必ず答え合わせをしてください。
その代わり、友達にタダで頼んではダメですよ。
コンビニでアイスクリームでも、ポテトチップスでも買ってきて、頼むんですよ。
生徒さん: はい、分かりました。
書いているわたしのほうがグッタリしてきそうですが(笑)、この手の中学生、特に男子生徒にはこういう人たちが一定数います。
「解答をなくした? そんなの自分で考えて何とかしてください」と言いたいところをグッとこらえて、上記のような指示をしました。
解答を紛失したという事態に対して、わたしができるのは、ここまでです。
自分の尻は自分で拭いてもらわなくてはなりません。
(次回に続きます)
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