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(前回の続きです)
では、「受験関係者は教育者ではない。だから、結果さえ出せれば、何をやってもいい。高校に合格させればいい。内申評定が上がりさえすればいい」のかといえば、そのようなことはないと考えています。
これは、それほど難しい話ではありません。
要は、社会通念上、必要なルールを守っていくということです。
これは「教育者」であろうがなかろうが同じです。
受験関係者は「教育者」ではありませんが、「社会人」ではあります。
もっとも、学校の先生など、正真正銘の「教育者」に比べて、受験関係者が世間一般から求められる規範は緩いものではありましょうが。
「自分は教育者ではないから、結果さえ出せれば何をやってもいい」と考えている受験関係者が、仮に生徒さんに学習指導を行ったとします。
しかし、生徒さんはそういう指導者の話をまともに聴かないのではないでしょうか。
なぜなら、生徒さんにとっては、学校であろうが、受験関係者であろうが、学習を指導してくれる人は「先生」でしかないからです。
そして、指導には、指導者たるの「権威」が必要です。
「権威」というと大仰ですが、要は「生徒さんたちが、その指導者の指示を聞こうと感じさせるオーラがある」ということです。
受験関係者には、学校の先生と違い、「権力」というものがありません。
学校の先生には、内申書という「権力」があります。
クラブチームの監督には、レギュラーメンバーを選ぶという「権力」があります。
一方、受験関係者にそうした「権力」はありません。
となれば、指導に当たる者に、自身を守る「権威」は必要です。
そして、最も大切なのは、指導者と生徒さんとの信頼関係です。
そのあたりは、「信なくんば立たず」と喝破した孔子の教えの通りです。
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