受験関係者は教育者? 業者? その2 2018/07/09

前回の続きです)

ですから、上述した夏期講習についても、それを申し込むご家庭があるとするならば、「受験産業従事者」として実に優れた商才であろうと思うのです。

商人は安いものを高く売れば売るほど「有能」とされ、高評価になります。

そうした意味で、もし60万円という夏期講習の申込者が多数いれば、それはその受験関係者の大いなる実力です。

後は、それに見合うだけのものを提供できたかどうかです。

それを判断するのは、申し込んだご家庭です。

これはわたしの偏見かもしれませんが、どうも一部に、個人で営む受験関係者たる者、「儲けちゃいけない」「利益を度外視して、生徒さんの成績向上に努めるのが美徳」というような空気があるように感じます。

それは大手との対比で、余計にそうなのかもしれません。

ご父兄にしてみれば、毎月支払う指導料は安ければそれに越したことはないはずです。

しかし、「教育者」ではない受験関係者にとって、「お米」の問題は重要です。

なぜなら受験関係者といえども、「お米」は欠くべからざるものだからです。

個人で営もうが、大手であろうが、「お米」は必要です。

そして、「お米」の確保ができないところに、優秀な人材は集まりません。

「消費税を上げるなら、公務員給与の削減を!」という声をしばしば耳にすることがあります。

しかし、「お米」がまともにもらえずに、仕事だけはしっかりやれといったところで、できるはずがありません。

それと同じことです。

次回に続きます)

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