学習の苦手な生徒さんの「分かった」と「分からない」について その1 2018/08/09

受験指導をしていると、生徒さんの言うことを鵜呑みにしてはならない癖がつきます。

その中でも、生徒さんの「分かった」と「分からない」という返事については、特に鵜呑みにしてはならない言葉です。

取り分け、生徒さんの「分かった」という言葉は、ほぼ信じていません(苦笑)

ここで、話を分かりやすくするため、以下のようなAさんとBさんの会話を想像してみてください。

 

Aさん: すみません。ここから仙台駅にはどう行けばいいですか?

Bさん: とにかくこの道をあちらへ真っすぐ行ってください。

5分くらい歩けば、駅の看板が見えます。

Aさん: 分かりました。ありがとうございます。

 

ここで、仙台駅への道を尋ねたAさんが、真っすぐでなく、右や左のほうの道に歩き出したらどうでしょうか?

それは、取りも直さず、AさんはBさんの言うことを理解していなかったということです。

生徒さんを指導していると、こうした場面は、ほんとうに頻繁に遭遇します。

特に学習の苦手な生徒さんがそうです。

彼らが「分かった」と返事をするのは、「とりあえず、お前の話は聞こえた」という意味でしかないと考えています。

実際、生徒さんが「分かった」と言った後、わたしが意地悪く、「じゃあ、今、わたしが言ったこと、もう一度言ってみてください」というと、答えられないことがしばしばです。

ただ、生徒さんとしては、ほんとうに「分かった」つもりになったのかもしれません。

しかし、それは、どこまでも「分かったつもり」であり、「分かった」ことにはなりません。

その「分かった」の後の問題演習がきちんとできてこそ、「分かった」ということになります。

次回に続きます)

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