〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
受験指導をしていると、生徒さんの言うことを鵜呑みにしてはならない癖がつきます。
その中でも、生徒さんの「分かった」と「分からない」という返事については、特に鵜呑みにしてはならない言葉です。
取り分け、生徒さんの「分かった」という言葉は、ほぼ信じていません(苦笑)
ここで、話を分かりやすくするため、以下のようなAさんとBさんの会話を想像してみてください。
Aさん: すみません。ここから仙台駅にはどう行けばいいですか?
Bさん: とにかくこの道をあちらへ真っすぐ行ってください。
5分くらい歩けば、駅の看板が見えます。
Aさん: 分かりました。ありがとうございます。
ここで、仙台駅への道を尋ねたAさんが、真っすぐでなく、右や左のほうの道に歩き出したらどうでしょうか?
それは、取りも直さず、AさんはBさんの言うことを理解していなかったということです。
生徒さんを指導していると、こうした場面は、ほんとうに頻繁に遭遇します。
特に学習の苦手な生徒さんがそうです。
彼らが「分かった」と返事をするのは、「とりあえず、お前の話は聞こえた」という意味でしかないと考えています。
実際、生徒さんが「分かった」と言った後、わたしが意地悪く、「じゃあ、今、わたしが言ったこと、もう一度言ってみてください」というと、答えられないことがしばしばです。
ただ、生徒さんとしては、ほんとうに「分かった」つもりになったのかもしれません。
しかし、それは、どこまでも「分かったつもり」であり、「分かった」ことにはなりません。
その「分かった」の後の問題演習がきちんとできてこそ、「分かった」ということになります。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日