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中学校の内申評定のことで、よく言われることがあります。
それは「男子は低く、女子が高い傾向にある」ということです。
ご父兄や生徒さんからすると、見ることができるのは、自分のところだけです。
ですから、そういう傾向があることは、よく理解できないかもしれません。
しかし、学校の先生方、受験関係者から見ると、こうした傾向は衆目の一致するところです。
そうした流れを受けて、受験関係者からは、いろいろと語られます。
.....〇〇中の評定は、男子に辛く、女子に甘い
.....内申に男女差があるのを平準化すべきだ
こうした意見は、一見すると「なるほど」と思われるようなところがあります。
しかし、わたしが見るところ、これらは要するに、「自分の担当する男子生徒が合格しさえすればいい。そのために内申の低い男子を救ってやるべき。」という風に聞こえてしまいます。
わたしも受験関係者の末席を汚す者として、自分の生徒さんによい結果が出ることを望んでいます。
しかしそれは、「頑張った生徒さんがよい結果となる。一方、怠けた人は、相応の結果を受ける」という考え方が大前提です。
仮に、今までと異なり、男子の「特性」を考慮した結果、「男子に辛くない内申」で、男子の合格者が出たとします。
自分の生徒が合格すれば、受験関係者には、メデタシ、メデタシです。
一方で、それは、コツコツと頑張ってきた、他の女子生徒が不合格になることを意味します。
そんな理不尽なことがあってよいはずがありません。
(次回に続きます)
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