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今回のコラムでは、大坂選手のことを取り上げます。
いつもとは勝手が違う形になりますが、今回のコラムの結論を手短に申し上げておきます。
(1)日本人にとって、日本語は大切。それは日本人の魂というべきもの。
(2)だから、生徒さんは、単に受験があるからというだけでなく、日本人として、国語を勉強しましょう。
ということです。
以上が、このコラムのオチです。
このことを頭に入れながら、以下、読み進めてください。
大坂選手は、ハイチ系アメリカ人の父と、日本人の母との間に生まれた、いわゆるハーフです。
特に近年、スポーツ界においては、こうしたハーフ選手の活躍が目立ちます。
そうした選手の活躍に対し、特にネットの世界では、今回、いつもとはちょっと違った反応があったように思います。
その反応とは、「大坂選手は日本人なの?」というものです。
それは、大坂選手の育った環境にも呼応したものであったのかもしれません。
そういった声を背景に、いわゆるハーフの著名人が、日本人の純血主義を憂いて、「いつまでたっても、島国根性だ」と苦言を呈することもありました。
こうしたことは、多文化共生社会だとか、差別をなくそうだとか、ちょうど中3の生徒さんが公民で学んだ内容にもかかわってきます。
確かに、近年は、国際結婚で、ハーフの人たちが増えてきているようです。
今の生徒さんにとって、多文化共生社会と言うのは、紙の上だけの言葉でなくなっています。
そうしたことを勘案しても、なぜ今回、大坂選手にだけ、上述したような声が出てきているのか、わたしはちょっとピンと来るところがありました。
(次回に続きます)
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