大坂なおみ選手に思うこと 〜日本人の魂としての「国語」〜 その2 2018/09/15

前回の続きです)

前回述べた「ピンと来るところ」というのは、大坂選手のインタビューや記者会見などにあります。

そこで彼女は、ほとんどすべて英語で受け答えしていました。

わたしが見たのは、松岡修造さんとのインタビュー、そして帰国の際の記者会見です。

わたしは彼女の存在をもちろん知っていました。

スポーツニュースなどで、たびたび取り上げられていたからです。

その際、彼女が英語でマスコミに語っていても、「多くの国のマスコミから取材を受けていて、そうなんだろう」くらいにしか思っていませんでした。

わたしが見て、オヤッ?と思ったのが、松岡さんとのインタビューです。

彼は一生懸命に彼女に英語で語りかけ、彼女が英語で答えていました。

そのとき初めて、大坂選手は、日本語が片言程度であることを知りました。

さらに日本での生活経験がほとんどなく、物心ついてから、ずっとアメリカで育ってきたということも知りました。

テレビ等で見る限り、彼女の仕草や所作は、アメリカ人そのものです。

大坂選手が日本語のフレーズを語ると、「大坂選手は、日本語で〇〇と語りました」と報道されます。

日本の選手が、日本語を語ると、「日本語で答えました」と報道されるのは、何とも不思議な気持ちです。

この点、陸上のケンブリッジ飛鳥選手や、プロ野球のオコエ瑠偉選手と決定的に違うところです。

ケンブリッジ選手やオコエ選手は、日本で育ち、日本語も普通に話します。

大坂選手に対する「反応の違い」というのは、この点にあるのではないかと考えています。

次回に続きます)

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