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(前回の続きです)
受験関係者として、そもそも公立高校入試とは以下のようにあるべきという考えがあります。
(1)内申点は、1年生のころの比重を低く、学年が上がるにつれて、比重を大きくしていく
(2)難関校を目指すような進学校は、極力、内申点の比重を小さくし、本番の比重を大きくする
(3)実業高校、あるいは進学に重点を置かない高校は、その現状を踏まえ、内申の比重が大きくなるのもやむを得ない
宮城県の場合、内申点は、1〜3年を均等に評価しています。
これは、内申点において、後で挽回が効かなくなることを意味します。
そうしたことから、内申点は、学年が上がるにつれ、比重を大きくすべきと考えます。
また、内申点は、27人の専門家が判断したものとはいえ、5段階の評価しかありません。
実技科目の評価基準はどうしても不透明です。
そのため、進学校は、より客観性の高い入試本番の点数を重視すべきと考えます。
以上を踏まえ、わたしなりの「特色選抜」に関する感想を記します。
(1)仙台高校の「特色選抜」には、大いに共感!
仙台高校の「特色選抜」では、主要5教科の内申点評価に関し、1・2年の評定を1.0倍、3年の評価を2・0倍で評価します。
宮城の公立高校入試においては、画期的なことです。
こういう流れが、今後の入試制度で取り上げられることを切に希望します。
(2)宮城一、仙台二華の内申重視は残念.....
宮城一、仙台二華といった名門校が、内申重視を打ち出したのは、残念です。
これ以上「内申のいいだけの女子」を増やしてどうするの?と、ボヤキたいところです。
両校には、いつまでも名門であってほしいのです。
入試制度は、ここしばらくこの線で行くことでしょう。
いろいろ言いたいことはありますが、まずは「前より少しよくなった」と言えるのではないでしょうか。
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教育コラム「雨か嵐か」
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