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(前回の続きです)
受験指導において、講師が熱い思いを抱いて指導に臨むことは必要です。
そういうことがなければ、目標をしっかり達成することは難しいです。
ただ、「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」とも言います。
自分の思いだけを持って突っ走る姿は、傍から見ると、「熱い先生」のように見えます。
自分も何となく仕事をしているように思えてきます。
前回に紹介した、「泣きの円楽」の先代の円楽師匠のようです。
しかし、自分の「熱い思い」だけを指導の場に投ずるなら、どうしても生徒さんやご父兄が見えづらくなってしまいます。
そうなれば、生徒さんの気持ちは離反します。
結果的に、ご父兄にもご迷惑をおかけすることになります。
わたしの仕事は、「生徒さん・ご父兄の望む結果」を出すことにあります。
「菊池の望む結果」「菊池が好ましいと思う結果」ではありません。
以上のことにかんがみ、わたしは指導をする際、「自分は受験のお手伝い」ということを自らの戒めとしています。
そのようにすれば、前のめりになり過ぎるのを防ぐことができます。
生徒さん・ご父兄の目指す方向と、自分の仕事の差が大きくなりすぎることもありません。
特にこの時期以降は、中3生の内申決定、進路決定などが控えています。
わたし以上に悩み・不安が大きくなるのが、生徒さんであり、ご父兄です。
「自分は受験のお手伝いをしているのだ」と考えるなら、それはまさに、生徒さんやご父兄が受験関係者に対して望むことなのではないでしょうか。
そろそろ中3の進路指導が始まる前、上記のようなことをちょっと考えてみました。
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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