家庭教師という「看板の重み」 その3 2018/10/11

前回の続きです)

さらに、わたしがコラムを書く際に留意しているのは、「自分が書く相手には、敬意を持つべき」ということです。

「自分が書く相手」とは、ご父兄・生徒さんは申すに及ばず、特定の学校・地域・受験関係者に関してです。

自分が日々こうしてコラムを書いていると、「書かれた相手」のことまでは、思いを巡らすことが困難になります。

しかし、「自分が書く相手」に、何がしかの敬意を持って臨めば、おのずと書いていいこと、悪いことの判別はできます。

受験関係者は、多くの場合、「自らはこうあるべき」という理想を持っています。

その際、ご父兄や生徒さんをはじめとして、自分が論評する相手を、「自分の理想を実現するための手段」としてしか見ないか、あるいは「敬意を持って接すべき相手」として見るかによって、雲泥の差が生じてきます。

もし「敬意をもって接すべき相手」として見るなら、コラムで扱う際にも、それにふさわしい内容になります。

文章を書く際にも、「敬意を持って接すべき相手」という考えを持っているのか、「自分の理想を実現するための手段」としてしか見ないのかは、おのずとにじみ出てきます。

もちろん、個々の文章においては、相手をきつく非難することがあります。

しかし、相手の人格を否定するような表現、人を人として見ていない表現は厳に慎んでいかねばならないと考えています。

例えば、「菊池のこれこれこういう点が間違っている」という表現は「あり」です。

「菊池は多賀城生まれの田舎育ちだ。受験に関しては、ノホホンと育ってきた。だから、所詮この程度の認識しか持てない」というのは、「人格攻撃」になります。

文字だけの情報と言うのは、語る人の声の表情などが読み取れません。

それゆえ、どうしても誤解が生まれやすくなります。

普段、こうしてコラムを書いている人間として、そして「看板を背負う」人間として、上記のようなことをよくよく理解しておくべき、とこのたび改めて感じました。

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