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(前回の続きです)
(3)「評定」はどのように入試に使われるか
前回のコラムまでは、「評定・平均評定」とはどういうものか、ならびに、出願時にどのように関係してくるかについて述べました。
今回は、「評定」が入試の合否にどのように使われるか、について書きます。
入試の合否に「評定」がどうなるのかといえば、「生の数字」を入試の算定基準に当てはめて行きます。
これを俗に「内申点」と呼びます。
公立入試では、どのように「生の評定数字」を基準に当てはめていくかが公開されています。
後期選抜においては、3年間の主要5教科の数字をすべて合計し、そして、実技4教科の数字を2倍して合計します。
満点が195点です。
これを「内申点」と言います。
さらにこれを、学校独自の算定基準に当てはめ、入試本番と併せて合否を決定します。
私立入試については、この「内申点」の基準が公表されていません。
そもそも「内申点」として使われているかどうかも判然としません。
もともと、私立高校は、公立高校と違い、伝統的に入試本番一発勝負で合否を決めていると言われてきました。
ただ、宮城学院の入試要項を見ると、「提出書類,学科試験(国語・数学・英語)の総合評価による」とあります。
ここで「提出書類」とは、内申書の記載を示すものと思われます。
とはいうものの、書いてある文言は、「提出書類」であり、そこには生活態度や出欠席条項も含まれます。
「評定の数値を活用します」とは書いていません。
この点が、公立高校入試との相違です。
「評定」に関する基本的なことは、上述のことを押さえておけば、まずは十分でしょう。
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