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(前回の続きです)
「キャラ変」については、次のようにお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
「相手によって接する態度を変えるのは問題」.....
「教える立場にある者が、『生徒によって態度を変える』と公言するのは、いかがなものか」.....
この点に関しては、2016年センター試験の国語に出題された「キャラ化する/される子供たち」に、興味ある記述があります。
この文章の趣旨によれば、一世代前の大人だと、相手によって接し方を変えるのは、不誠実ではないか、と考えながら生きてきたという認識があったとしています。
一方、現代の若者は、「外キャラ」、すなわち対人関係に応じて意図的に演じられるものを使い分けます。
筆者によれば、「外キャラ」の使い分けは、彼らの不誠実な態度の現れではありません。
「外キャラ」を状況に応じて使い分け、他者との「共生」を目指そうという、彼らなりの誠実さを示している、というのです。
わたしの場合は、プロとしての仕事をするための「外キャラ変更」です。
生徒さんの成績アップが、わたしに課せられた任務ならば、生徒さんごとの「外キャラ変更」もまた、必要なことです。
ただ、いくら「外キャラ変更」をしても、最終的には生徒さんに対する、わたしなりの慮りや、人として敬意を持って接するという点に変更はありません。
そこを「外キャラ変更」でうやむやにてしまっては、生徒さんとの信頼関係が成り立ちません。
この点を十分にわきまえながら、生徒さんの前では、「その生徒さんにとって必要なキャラ」を演じ続けていきたいと考えています。
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