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(前回の続きです)
こうした子供は、たぶん、「将来困るから、勉強しなさい!」などと言ってみても、まず聞き入れることはないでしょう。
親など周りが焦って言えば言うほど、意固地になります。
ですから、こういう場合は、「発想の転換」が必要です。
「あなたの将来なんだから」という言い方をするから、彼らは耳を傾けないのです。
では、どう言うか。
「あなたが勉強しないと、親であるわたしが困る」と言ってみるのです。
親にしてみれば、確かに子供の将来は心配でたまらないはずです。
が、それ以上に、職を転々として、いつまでも自分たちの収入を頼ってこられたのでは、まともに老後を過ごせないはずなのです。
事実、ニートと呼ばれる「いい若い者」は、2017年の「子ども・若者白書」によれば、国内に71万人います。
彼らの多くは、親の収入に寄生しているものと思われます。
ちなみに鳥取県、島根県の人口は、それぞれ59万、71万です。
これほどの人たちが、いわば「穀潰し」という状態にあります。
「中3にもなるのに、うちの子供はさっぱり勉強もやらなくて.....」とお嘆きのご父兄は、試しに子息にこう言ってみてください。
あなたが勉強しないと、親であるわたしが困る。
あなたが困るのは、自業自得だ。
しかし、将来きちんとした仕事に就かず、自分の収入にいつまでも頼られては、困る。
自分たちにも老後の生活がある。
あなたは、あなたで自分の食い扶持を稼いでいってほしい。
そのための準備としての勉強だ。
それを折に触れて言ってみてください。
子息は変わらないかもしれませんし、変わるかもしれません。
言うだけはタダです。
お悩みのご父兄は、一度お試しを。
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