古文の暗唱をすると、どんな「いいこと」があるのか? その3 2018/11/04

前回の続きです)

第二点目は、「古文が早く読めるようになる」ことです。

古文の暗唱をするためには、繰り返し音読しなくてはなりません。

さすがに全く音読をせずに、暗唱はできません。

この「繰り返しの音読」が、速読の秘訣です。

古文は、現代の文章と似ている点もあれば、違う点もあります。

そのため、現代文と同じくらいのスピードで、古文を読むのは困難です。

実際、生徒さんに古文を音読してもらうと、実にたどたどしいのです。

まあ、現代文とは勝手が違うのですから、これも致し方ありません。

中学生くらいであれば、大して速く読めなくとも、実害はあまりありません。

入試で問われる文章は、さほど長くないからです。

ところが、高校生が一定レベル以上の大学を受けようと思えば、古文はそれなりのスピードをもって読まなくてはなりません。

以上は古文について述べましたが、事情は漢文も同じです。

漢文は古文ほど覚えることはありません。

とはいうものの、古文の文法に当たる「句法」を覚えるためには、やはり暗唱が手っ取り早い方法です。

以上のようなことは、国語の先生ならば、十分にお分かりのはずです。

惜しむらくは、それがきちんと生徒さんに伝わっていません。

以上のほかにも暗唱の利点はありますが、例示したものだけでも、その意義はお分かりいただけるのではないでしょうか。

後は実践あるのみです。

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