古文の暗唱をすると、どんな「いいこと」があるのか? その2 2018/11/03

前回の続きです)

その代わりと言っては何ですが、わたしがこの場を借りて、古文の暗唱の利点を2点記します。

第一点目は、古文の暗唱を通じ、多くの生徒さんが苦手とする古文文法を、しっかり記憶することができます。

古文文法と言うと、「く、から、く、かり.....」といった呪文のような文言の暗記ばかりが強調されています。

こういう暗記をやって、「さあ、問題集を解け!」と言われても、何のことやらさっぱり分からないのももっともです。

古文の暗唱をしていれば、学んだ文法がどう実際に使われているのか、よく理解できます。

そして、それは記憶の助けにもなります。

わたしは、その昔、古文の文章をしっかり覚えた上で、「文法ってこうなっているのね.....」と理解していました。

そのため、古文の文法で苦しんだ経験がありません。

例えば、

「兎追ひし かの山 小鮒釣りし かの川.....」

という出だしで始まる「ふるさと」の歌詞においても、古文の文法で覚えることが実際に使われています。

また、わたしの場合、高校入学後は、応援歌を徹底的に叩き込まれました。

その多くは、文語調の歌詞です。

まさしく、古文文法で記憶すべき事項がふんだんに使われています。

そもそも、文法があって言語があるわけではありません。

言語があって、文法があります。

そういう根本的なことを踏まえれば、古文の暗唱は文法を理解する上で、大いに意味を持ちます。

次回に続きます)

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
15:00~20:00
定休日
日曜日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お気軽にお問合せください

メール・お電話でのお問合せ

022-797-6500

<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く

ごあいさつ

002-100-132.jpg

塾長の菊池です。
「受かってほしい アナタには」が菊池特訓塾のスローガンです。「勤勉と競争」を重視しています。

菊池特訓塾

住所

〒980-0011
仙台市青葉区上杉3-3-17長田ビル4階

電話受付時間

15:00~20:00

定休日

日曜日