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(前回の続きです)
その代わりと言っては何ですが、わたしがこの場を借りて、古文の暗唱の利点を2点記します。
第一点目は、古文の暗唱を通じ、多くの生徒さんが苦手とする古文文法を、しっかり記憶することができます。
古文文法と言うと、「く、から、く、かり.....」といった呪文のような文言の暗記ばかりが強調されています。
こういう暗記をやって、「さあ、問題集を解け!」と言われても、何のことやらさっぱり分からないのももっともです。
古文の暗唱をしていれば、学んだ文法がどう実際に使われているのか、よく理解できます。
そして、それは記憶の助けにもなります。
わたしは、その昔、古文の文章をしっかり覚えた上で、「文法ってこうなっているのね.....」と理解していました。
そのため、古文の文法で苦しんだ経験がありません。
例えば、
「兎追ひし かの山 小鮒釣りし かの川.....」
という出だしで始まる「ふるさと」の歌詞においても、古文の文法で覚えることが実際に使われています。
また、わたしの場合、高校入学後は、応援歌を徹底的に叩き込まれました。
その多くは、文語調の歌詞です。
まさしく、古文文法で記憶すべき事項がふんだんに使われています。
そもそも、文法があって言語があるわけではありません。
言語があって、文法があります。
そういう根本的なことを踏まえれば、古文の暗唱は文法を理解する上で、大いに意味を持ちます。
(次回に続きます)
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