〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
昨日の弊コラムでは、公立高校入試の第1回予備調査について、わたしなりの分析を行いました。
入試の季節となると、本番以上に「内申.... 内申....」という声が聞こえてきます。
一昨日のコラムで、「低内申からの逆転は、最善とは言えない」という旨のことを記しました。
今回は、それにプラスする形で、「実力の割に評定がイマイチ」の中学生を見ていて感じることを書くことにいたします。
ネットの書き込みなどでしばしば見かけるのが、「高偏差値、低内申」というケースです。
これをつぶさに読んでみると、だいたい次の2パターンです。
(1)「高偏差値、低内申」なのだが、何とかトップクラスの高校に受かりたい。だから何とかできないかというもの
(2)「なぜあなたは、高偏差値なのに、低内申なのか」という親や受験関係者の声。現在のシステムに対する本人の恨みつらみ
残念なことに、「なぜ高偏差値なのに、低内申なのか」という結果に至った原因が書いてあるものを見つけることができませんでした。
では、なぜそうなったのか?
評価する先生方に問題があるのでしょうか?
確かに、先生にもいろいろいらっしゃいます。
自分の好みや考えを全面に押し出し、それを生徒に強要するようなタイプの先生はいらっしゃいます。
そういう先生の下では、その先生の意に沿わなければ、なかなか高い評価を得ることはできないかもしれません。
しかし、評定は、27人のプロが判断した結果です。
1人や2人の先生が、おかしな基準で判断することはあり得ます。
しかし、27人のプロが、そろいもそろっておかしな評定を下すことは、まず考えられません。
「高偏差値、低内申」という生徒さんの場合は、恨みつらみに走る前に、まずそういう現実を認めるべきではないかと考えます。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日