「実力の割に評定がイマイチ」の中学生を見て思い当たること 〜ホントにシステムだけの問題?〜 その1 2018/11/09

昨日の弊コラムでは、公立高校入試の第1回予備調査について、わたしなりの分析を行いました。

入試の季節となると、本番以上に「内申.... 内申....」という声が聞こえてきます。

一昨日のコラムで、「低内申からの逆転は、最善とは言えない」という旨のことを記しました。

今回は、それにプラスする形で、「実力の割に評定がイマイチ」の中学生を見ていて感じることを書くことにいたします。

ネットの書き込みなどでしばしば見かけるのが、「高偏差値、低内申」というケースです。

これをつぶさに読んでみると、だいたい次の2パターンです。

 

(1)「高偏差値、低内申」なのだが、何とかトップクラスの高校に受かりたい。だから何とかできないかというもの

(2)「なぜあなたは、高偏差値なのに、低内申なのか」という親や受験関係者の声。現在のシステムに対する本人の恨みつらみ

 

残念なことに、「なぜ高偏差値なのに、低内申なのか」という結果に至った原因が書いてあるものを見つけることができませんでした。

では、なぜそうなったのか?

評価する先生方に問題があるのでしょうか?

確かに、先生にもいろいろいらっしゃいます。

自分の好みや考えを全面に押し出し、それを生徒に強要するようなタイプの先生はいらっしゃいます。

そういう先生の下では、その先生の意に沿わなければ、なかなか高い評価を得ることはできないかもしれません。

しかし、評定は、27人のプロが判断した結果です。

1人や2人の先生が、おかしな基準で判断することはあり得ます。

しかし、27人のプロが、そろいもそろっておかしな評定を下すことは、まず考えられません。

「高偏差値、低内申」という生徒さんの場合は、恨みつらみに走る前に、まずそういう現実を認めるべきではないかと考えます。

次回に続きます)

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
15:00~20:00
定休日
日曜日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お気軽にお問合せください

メール・お電話でのお問合せ

022-797-6500

<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く

ごあいさつ

002-100-132.jpg

塾長の菊池です。
「受かってほしい アナタには」が菊池特訓塾のスローガンです。「勤勉と競争」を重視しています。

菊池特訓塾

住所

〒980-0011
仙台市青葉区上杉3-3-17長田ビル4階

電話受付時間

15:00~20:00

定休日

日曜日