悪筆は直るか? 〜試験答案の採点者が気にするポイント〜 その3 2019/01/09

前回の続きです)

以前、わたしは、生徒さんの悪筆を直すには、どうしたらいいのだろうかと、真剣に考えていました。

しかし、当の生徒さんは、自分の悪筆を直す気がありません。

それゆえ、わたしが彼ら以上に心配するのも、おかしな話ではないかと思うようになりました。

そう考え始めてから、わたしが生徒さんの書く字を判読できない場合があれば、次のようにだけ言っています。

「この字、読めないので、わたしが読めるようにしてほしいのです」

そもそも、「きれいに書いてください!」といって、その通りにするような生徒さんであれば、とっくの昔にそうしているはずです。

現実問題として、それができていないということは、そう言われただけでは、効果がない証左です。

そうであるなら、「あなたの悪筆は迷惑なのだ」ということを、生徒さんに知ってもらう必要があります。

「この字、もっと丁寧に書いてください」というと、生徒さんは、注意されたときだけ、書き直します。

そして、しばらくすると、元の木阿弥です。

ですから、生徒さんの悪筆には、淡々と「この字は判読できません」と伝えるだけです。

また、彼らには、このようにも言っています。

 

...学校の先生は、こういう答案を採点させられているのです。

...学校の先生の立場になってほしい。

...あなたなら、こういう字の答案を、採点したいですか?

 

とにもかくにも、生徒さん自身の悪筆で、迷惑している人がいるのだということを、彼らに知らしめるのは、「はじめの一歩」だと思うのです。

後は、彼らがどう判断するかです。

百年河清を俟(ま)つような感じがしないでもありませんが.....

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