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(前回の続きです)
以前、わたしは、生徒さんの悪筆を直すには、どうしたらいいのだろうかと、真剣に考えていました。
しかし、当の生徒さんは、自分の悪筆を直す気がありません。
それゆえ、わたしが彼ら以上に心配するのも、おかしな話ではないかと思うようになりました。
そう考え始めてから、わたしが生徒さんの書く字を判読できない場合があれば、次のようにだけ言っています。
「この字、読めないので、わたしが読めるようにしてほしいのです」
そもそも、「きれいに書いてください!」といって、その通りにするような生徒さんであれば、とっくの昔にそうしているはずです。
現実問題として、それができていないということは、そう言われただけでは、効果がない証左です。
そうであるなら、「あなたの悪筆は迷惑なのだ」ということを、生徒さんに知ってもらう必要があります。
「この字、もっと丁寧に書いてください」というと、生徒さんは、注意されたときだけ、書き直します。
そして、しばらくすると、元の木阿弥です。
ですから、生徒さんの悪筆には、淡々と「この字は判読できません」と伝えるだけです。
また、彼らには、このようにも言っています。
...学校の先生は、こういう答案を採点させられているのです。
...学校の先生の立場になってほしい。
...あなたなら、こういう字の答案を、採点したいですか?
とにもかくにも、生徒さん自身の悪筆で、迷惑している人がいるのだということを、彼らに知らしめるのは、「はじめの一歩」だと思うのです。
後は、彼らがどう判断するかです。
百年河清を俟(ま)つような感じがしないでもありませんが.....
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教育コラム「雨か嵐か」
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