悪筆は直るか? 〜試験答案の採点者が気にするポイント〜 その2 2019/01/08

前回の続きです)

次に、「試験の際、悪筆のために実害を被るのではないか」という疑問に対してです。

わたしの見るところ、その可能性は、極めて高いです。

採点者である先生から見て、最も困るのは、ある文字がAにもBにも見えてしまうことです。

例えば「営む」という字の上部は「ツ」の形です。

これが、「ツ」なのか、それとも「尚」という字の上部のように書いてあるのか、漢字の書き取り試験の場合、重要な意味を持ちます。

数字も、「0なのか6なのか」「aなのか9なのか」の区別は大切です。

アルファベットでも、「hなのかnなのか」は、ハッキリと区別する必要があります。

これらを曖昧にして、自分の意図するところとは違う字と判断され、誤答となるケースは十分に考えられます。

また、文脈で「こうだろうな」と類推できる字はまだいいのです。

が、そもそも判読できない場合は、お手上げです。

当然、正解になりません。

さらに、ひどいケースになると、自分で書いた数字を誤読し、答えを間違う場合も散見されます。

そうなると、それは成績を上げる以前の話です。

家庭教師という指導体制をとっている場合、どうしてもそういう生徒さんの割合は多くなります。

逆に、彼らの字が、いかに個性的な金釘流であっても、他の字との判別ができれば、全く問題ありません。

次回に続きます)

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