〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
(前回の続きです)
次に、「試験の際、悪筆のために実害を被るのではないか」という疑問に対してです。
わたしの見るところ、その可能性は、極めて高いです。
採点者である先生から見て、最も困るのは、ある文字がAにもBにも見えてしまうことです。
例えば「営む」という字の上部は「ツ」の形です。
これが、「ツ」なのか、それとも「尚」という字の上部のように書いてあるのか、漢字の書き取り試験の場合、重要な意味を持ちます。
数字も、「0なのか6なのか」「aなのか9なのか」の区別は大切です。
アルファベットでも、「hなのかnなのか」は、ハッキリと区別する必要があります。
これらを曖昧にして、自分の意図するところとは違う字と判断され、誤答となるケースは十分に考えられます。
また、文脈で「こうだろうな」と類推できる字はまだいいのです。
が、そもそも判読できない場合は、お手上げです。
当然、正解になりません。
さらに、ひどいケースになると、自分で書いた数字を誤読し、答えを間違う場合も散見されます。
そうなると、それは成績を上げる以前の話です。
家庭教師という指導体制をとっている場合、どうしてもそういう生徒さんの割合は多くなります。
逆に、彼らの字が、いかに個性的な金釘流であっても、他の字との判別ができれば、全く問題ありません。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日