〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
高専は、高度な専門知識が学べること、そして良好な就職率が相まって、根強い人気があります。
そこには、高校に進学した場合とは、違った道が開けています。
他方、高校にはない厳しさもあります。
わたし自身は、高専の「就職率がいいから」という理由のみをもって、大売出しの際の売り口上よろしく「サ〜、サ〜、入ってらっしゃい! 受けてらっしゃい!」と囃し立てる気には、とてもなれません。
今回のコラムでは、高専進学の際のメリット・デメリットについて考察し、進学の際の判断の一助にしていただくというのを目的とします。
まず、高専と高校との最大の違いは、次のようなものです。
高校: 中学→高校生→大学生になる
高専: 中学→いきなり大学生になる
つまり、高専では、「自主自律」といったことが大きな前提になります。
確かに、一・二・三といったナンバースクールでは、他の高校生と比べると、「自主自律」度は高いです。
しかし、ナンバースクールは、どこまで行っても「高校」です。
高専の「自主自律」度は、ナンバースクールの比ではありません。
事実、高専では在校生を「学生」と言っています。
「生徒」ではないのです。
わたしが、高専のシステムを指して、「中学→いきなり大学生になる」といったのは、そういう趣旨からです。
ただし、これは、単に言葉の問題だけではありません。
この点こそが、高専のメリット・デメリットを象徴していると言えます。
(次回に続きます)
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-6-22佐藤アパートB101
15:00~20:00
日曜日