高専進学のメリット・デメリット その2 2019/02/06

前回の続きです)

前回に引き続く形で、まずは高専のデメリットを2点挙げることにいたします。

まず第1点目は、高専の卒業は、「短大卒」と同じになるということです。

かつて短期大学だったところは、軒並み4年制大学へ鞍替えしています。

宮城県でもそうです。

高専の学生は、一般的な短大生と比べると、比較にならないほど勉強面は厳しいです。

しかし、そういう勉強に耐えても、世間的には「短大卒」です。

これはどういうことなのでしょうか?

それが意味するのは、就職して専門的な知識を得ても、同じくらいの能力を有する大卒者に比べて、出世が遅くなる傾向があるということです。

「企業における出世?」

受験生の皆さんは、よく分からないかもしれません。

企業における出世というのは、入社したころにはあまり気になりません。

が、30代、40代と年齢が進むにつれ、「自分と同期入社、あるいは同じくらいのキャリアがある同僚が、自分より出世するかどうか」は、かなり気になります。

それは当然、給与面にも影響します。

第2点目が、留年率・退学率が、高校と比べて高いことです。

ここに、次のような資料があります。

 

「文部科学省-平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について」

 

本資料の90ページによると、高校生のうち、留年者の割合が最も高いのは、1年生で0.5%です。

ただし、この中には、留年が決まりそうになって、退学する人もいるでしょう。

退学者は1年生で2.2%です。

一方、高専の留年者の割合は、このサイトによれば、入学者の3割が留年を経験するそうです。

留年者の割合が、「高校:高専=0.5%:30%」.....

かなり大きな数字ではないでしょうか。

次回に続きます)

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