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(前回の続きです)
前回までは、デメリットばかりを述べてきました。
しかし、当然のことながら、高専には大きなメリットがあります。
ここでは2点挙げます。
まずは、就職率の高さです。
仙台高専の公式発表によれば、高専5年の課程を修了した段階で、就職54%、大学への編入を含む進学46%となっています。
就職は引く手あまたのようです。
厳しい環境でみっちりと専門知識を学んだのですから、それも当然です。
確かに、出世については、大卒者の後塵を拝してしまうのかもしれません。
その一方で、専門知識を持っていることは、大きな強みです。
文系のわたしは、特にそれを実感します。
そして、第2点目としては、大学編入時のアドバンテージです。
例えば、東北大学工学部に編入を希望する際、課されるのは、英語・数学・物理・化学の4科目です。
英語は、TOEICやTOEFLといった民間の資格試験のスコア提出が求められます。
筆記試験は、数学・物理・化学です。
通常ですと、入学には、センター試験+二次試験が必要です。
センター試験では、国語・社会といった文系科目の学習もやる必要があります。
編入試験ではそれが免除されています。
実際、昨シーズン、仙台高専では、東北大に2名の合格者が出ています。
以上、わたしが考えるところをつらつら書き連ねてまいりました。
繰り返しになりますが、高専に進学すれば、「生徒」ではなく、「学生」になります。
高専という卓越した教育機関を生かすも殺すも、受験生であるアナタ次第です。
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