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(前回の続きです)
数学のできる人が、途中式をすっ飛ばして書くのには理由があります。
それは、早く計算できるからです。
彼らは頭の中で、正確に計算が可能です。
それゆえ「教科書通り」にやっていたのでは、まどろっこしいはずです。
そこで途中計算を簡略化します。
しかし、数学の不得意な人はそうではありません。
複雑な計算でも、書かずに答案をじっと眺めて、一生懸命に暗算をしています。
そんなにじっと眺めているのであれば、実際に手を動かして計算したほうが早いのです。
しかし、彼らの手はさっぱり動きません。
かえって計算は遅くなってしまいます。
そして、動いたかと思うと、凄まじい方法で計算し、そして間違いを連発します。
こういうやり方が習い性となっているせいか、いくら矯正しようとしてもなかなか直りません。
そもそも彼らの計算力(実は計算力に限らずですが)は弱いです。
弱いならば、弱いなりの策を講じなくてはなりません。
ところが実践となると、手を動かさず、ウンウンと頭の中だけで考えようとします。
そういう生徒さんは、「計算はここが間違いやすいところ」と出題者が意図した落とし穴に、実に容易にはまってしまいます。
途中式の書き方には、「より間違いの少なくなる書き方」があります。
それは「忠実に教科書通りにする」ことです。
この点に関する指導は、引き続き行います。
百年河清を待つような心境ではありますが.....
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
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