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先日、ある中学生の英語の指導でこんなことがありました。
(菊池):
今、やってもらったところ、答え合わせをしてみたんですが、正解はyesなのに、noって書いてありますよね。
どうしてここ、noなんですか?
(生徒さん):
あの、問題文のここに They aren'tって書いてあったから、noだと思いました。
(菊池):
ハア、そうなんですね。
じゃあ、この3行、音読して、ついでに訳してもらいますか。
...生徒さん、音読する。和訳もOK
(菊池):
ああ、ちゃんと分かってますね。
ということは、They aren'tって確かに書いてあっても、正解はyesになるでしょ。
問題文、きちんと読んでなかったんですか?
(生徒さん):
読まなかったわけではないんですが、They aren'tってここに書いてあったから、noかな〜って思って
(菊池):
いや、問題、きちんと読んでもらわないと正解は出ませんよね
(生徒さん): (無言)
こういうことは、わたしにとって、何も珍しいことではありません。
むしろ「よくあること」です。
ですから、生徒さんがこういう反応をしても、通常ならば、特段の驚きもないし、コラムで扱うこともありません。
わたしがビックリしたのが、この生徒さんは、英語で何とか平均点くらいは取れているということです。
そして、さらに驚いたのが、わたしが「問題、きちんと読んでもらわないと正解は出ませんよね」といったときのことです。
生徒さんは「へ〜、そういうものなんだ..... 初めて聞いた」という表情をしていました。
わたしは生徒さんを責めようとは思いませんでした。
むしろ、自分の常識が無残にもかち割られ、自責の念にとらわれていました。
(次回に続きます)
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