大いなる反省... 英語「問題文を読まなくてはならない」って、常識?非常識? その1 2019/04/19

先日、ある中学生の英語の指導でこんなことがありました。

 

(菊池): 

今、やってもらったところ、答え合わせをしてみたんですが、正解はyesなのに、noって書いてありますよね。

どうしてここ、noなんですか?

(生徒さん): 

あの、問題文のここに They aren'tって書いてあったから、noだと思いました。

(菊池): 

ハア、そうなんですね。

じゃあ、この3行、音読して、ついでに訳してもらいますか。

 

...生徒さん、音読する。和訳もOK

 

(菊池): 

ああ、ちゃんと分かってますね。

ということは、They aren'tって確かに書いてあっても、正解はyesになるでしょ。

問題文、きちんと読んでなかったんですか?

(生徒さん): 

読まなかったわけではないんですが、They aren'tってここに書いてあったから、noかな〜って思って

(菊池): 

いや、問題、きちんと読んでもらわないと正解は出ませんよね

(生徒さん): (無言)

 

こういうことは、わたしにとって、何も珍しいことではありません。

むしろ「よくあること」です。

ですから、生徒さんがこういう反応をしても、通常ならば、特段の驚きもないし、コラムで扱うこともありません。

わたしがビックリしたのが、この生徒さんは、英語で何とか平均点くらいは取れているということです。

そして、さらに驚いたのが、わたしが「問題、きちんと読んでもらわないと正解は出ませんよね」といったときのことです。

生徒さんは「へ〜、そういうものなんだ..... 初めて聞いた」という表情をしていました。

わたしは生徒さんを責めようとは思いませんでした。

むしろ、自分の常識が無残にもかち割られ、自責の念にとらわれていました。

次回に続きます)

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