中学校での定期試験廃止 是か非か その3 2019/05/13

前回の続きです)

そもそも、中学校では、2種類の試験をバランスよく実施すべき、というのがわたしの考えです。

2種類の試験とは、定期試験のように試験範囲を限ったもの、そして、実力試験・模擬試験のように試験範囲を限定しないものです。

ほんとうに優秀な生徒さんばかりであれば、「定期試験」「単元テスト」のようなものをなくして、実力試験一本でも、学習精度は保たれるかもしれません。

しかし、それをきっちりできるほどの人は、ほんの一握りです。

そして、それほどに優秀な人は、定期試験であろうが、実力試験であろうが、赫々たる実績を残します。

また、定期試験というシステムは、それなりに長所もあります。

最大の長所は、「時期が決まっていて、目標が分かりやすい」ことです。

なにしろ、実施時期はすでに告知されています。

ですから、その日から逆算すれば、目標は立てやすくなります。

一方、「単元テスト」では、常に緊張を強いられる分、大きな幹となる指針がつかみにくいという欠点があります。

麹町中は、場所柄、ご父兄・生徒さん、学習意識の高い人たちが多いものと思われます。

そういう場所でなら、「単元テスト」だけでも、やっていけそうです。

さはさりながら、日本国中で一律にそのシステムを取り入れようとすると、かなり無理が生じます。

中学ごとにおかれている立場は、みな異なります。

そうした特性を考慮し、前例踏襲主義に陥らないように漸進することが、理想と思われます。

なかなか難しくはありますが.....

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