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(前回の続きです)
前回述べた「単元テスト」のイメージとしては、小学校で実施されているテストが、そのまま中学でも用いられます。
それに基づいて評定が決められ、それが内申点として、入試にかかわってくるわけです。
よって、麹町中の生徒は、他校の生徒に比べて、随分と緊張感を持って、学習に臨まなくてはなりません。
手っ取り早く言えば、「定期試験」という名の年4回あるいは、3回の試験が、10回にも15回にもなるわけです。
しかも、これは科目ごとにバラバラな時期に実施されます。
なかなかハードです。
こうしたことは、見方によっては、入試の際に必要な「広範囲の学習」をする暇もなく、「単元テスト」という「狭い範囲の学習」に忙殺される可能性も捨てきれません。
また、記事によれば、麹町中では、年4〜6回の実力試験を実施するとしています。
わたしが同中のサイトで確認したところ、今年度の「実力試験」は、いずれの学年も4回です。
そのほかに、NRTテストや全国・東京都の学力調査もあります。
この実力試験は、通常の場合、通知票の成績に影響を及ぼしません。
ただし、記事の中では、この「実力試験」も、成績にカウントするのかどうかは不明です。
以上のことから考察するに、「定期試験の廃止」=「入試で問われるような実力の養成に没頭できる」とは、必ずしもならないことに気づきます。
(次回に続きます)
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