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(前回の続きです)
わたしがこの場でこのようなことを書いても、所詮はごまめの歯ぎしりです。
お上はこれまでの予定を変えず、粛々と「新テスト」へ突き進むでしょう。
わたしはこれまでお上が「改革」の美名のもと、「改悪」にしかならないシロモノを随分と目の当たりにしてきました。
しかし、今回の「改革」は、信じがたいほどひどいものです。
センター試験に比べて、「試験の公平性」そして「採点の迅速性」が大幅に低下してしまいます。
わたしが、口を極めて「新テスト」を批判するのは、現行のセンター試験より負担が大きくなるからではありません。
「公平性」と「迅速性」が失われてしまうからです。
受験関係者として身も蓋もない言い方をすれば、試験のシステムが不安定になればなるほど、カネ儲けができます。
ですから、わたしは、余計なことを言わず、黙っていればいいのかもしれません。
さはさりながら、わたしは、受験を控える生徒さん、そして彼らを見守るご父兄と日々接しています。
わたしのような「一寸の虫」にも、「五分の魂」くらいはあります。
これほど問題だらけの「新テスト」を、生徒さんやご父兄の下にさらすわけには行かないのです。
これは受験を生業としている、わたしのプライドの問題です。
この「新テスト」が実施されれば、「センター試験のほうがよかった」「どうしてこんなことになってるの?」という声が続出するでしょう。
わたしとしては、「新テスト」の傾向が、センター試験と変わっても、記述式と英語の民間試験さえ取りやめてくれれば、文句はありません。
一縷の望みを抱きつつ、2021年の「新テスト」元年を迎えることにします。
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