大学入試新テスト(大学入学共通テスト)の問題点と対策 〜センター試験との比較〜 その4 2019/06/29

前回の続きです)

わたしがこの場でこのようなことを書いても、所詮はごまめの歯ぎしりです。

お上はこれまでの予定を変えず、粛々と「新テスト」へ突き進むでしょう。

わたしはこれまでお上が「改革」の美名のもと、「改悪」にしかならないシロモノを随分と目の当たりにしてきました。

しかし、今回の「改革」は、信じがたいほどひどいものです。

センター試験に比べて、「試験の公平性」そして「採点の迅速性」が大幅に低下してしまいます。

わたしが、口を極めて「新テスト」を批判するのは、現行のセンター試験より負担が大きくなるからではありません。

「公平性」と「迅速性」が失われてしまうからです。

受験関係者として身も蓋もない言い方をすれば、試験のシステムが不安定になればなるほど、カネ儲けができます。

ですから、わたしは、余計なことを言わず、黙っていればいいのかもしれません。

さはさりながら、わたしは、受験を控える生徒さん、そして彼らを見守るご父兄と日々接しています。

わたしのような「一寸の虫」にも、「五分の魂」くらいはあります。

これほど問題だらけの「新テスト」を、生徒さんやご父兄の下にさらすわけには行かないのです。

これは受験を生業としている、わたしのプライドの問題です。

この「新テスト」が実施されれば、「センター試験のほうがよかった」「どうしてこんなことになってるの?」という声が続出するでしょう。

わたしとしては、「新テスト」の傾向が、センター試験と変わっても、記述式と英語の民間試験さえ取りやめてくれれば、文句はありません。

一縷の望みを抱きつつ、2021年の「新テスト」元年を迎えることにします。

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