大学入試新テスト(大学入学共通テスト)の問題点と対策 〜センター試験との比較〜 その3 2019/06/28

前回の続きです)

次に、前回で述べた(問題点2)に移ります。

ここで「英語の試験は民間資格試験で代用する」とあります。

正確に言うと、2021〜2024年までは、大学入試センターが実施するテストと民間資格試験の両方を受験する必要があります。

この年代に当たるのは、現在の高2〜中3が大学受験をするときです。

そしてそれ以降は、民間資格試験に一本化される予定です。

ここでいう民間資格試験は、英検・TOEIC(トイック)・TOEFL(トフル)などです。

これらは、目的も違い、試験が違います。

となれば、受験の際に最も大切な公平性が保たれません。

そして、東大・京大・北大・東北大は民間資格試験の活用をしない方針です。

現在のセンター試験では、「読む・聞く」が試されます。

それに加えて「話す・書く」が必要なので、この分を民間資格試験で補うというのがお上の考えです。

さらに、その民間資格試験の活用法は.....

「一定以上の成績を出願資格にする」→「一定以上であれば、何点取っても点数は関係なし」

「高校が本人の英語成績証明書を出せばOK」

という大学が国公立83校のうち、約半数の48校を占めます。

「いったい、何のために民間資格試験を受けるの?」

「公平性が保てないのでは?」

「じゃあセンター試験のままでいいんじゃないの?」

と考えるのが、普通の人の感覚なのではないでしょうか?

次回に続きます)

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